『To BE HERO X』の主題歌・挿入歌まとめ！OP・ED担当アーティストを紹介

2025年4月放送開始のオリジナルアニメ『To BE HERO X』は、その壮大な世界観と超豪華キャスト・制作陣で注目を集めています。

中でも音楽面では、アニメ音楽界を牽引する澤野弘之をはじめ、豪華アーティストによる主題歌・挿入歌が多数登場。

オープニングはSawanoHiroyuki[nZk] × Reiによる「INERTIA」、エンディングはSennaRinによる「KONTINUUM」と、どちらも世界観と完璧にマッチした必聴の楽曲です。

本記事では、『To BE HERO X』の主題歌・エンディング・挿入歌について、担当アーティストや聴きどころをまとめてご紹介します！

『To BE HERO X』のオープニングテーマ情報

OP主題歌「INERTIA」／SawanoHiroyuki[nZk]:Rei

『To BE HERO X』のオープニングテーマを担当するのは、SawanoHiroyuki[nZk]:Reiによる「INERTIA（イナーシャ）」です。

この楽曲は、壮大なサウンドスケープと疾走感あふれるビートが特徴で、物語の幕開けにふさわしい圧倒的なエネルギーを持っています。

SawanoHiroyuki[nZk]は澤野弘之のボーカルプロジェクトとして知られており、これまで『進撃の巨人』や『86-エイティシックス-』など、数々の名作アニメで主題歌を手がけてきました。

今回はアーティストReiをゲストボーカルに迎えたことで、力強さと透明感を併せ持つ歌声が、作品のスタイリッシュな映像と高い親和性を発揮しています。

圧倒的なスケールで描かれるイントロと疾走感に注目

「INERTIA」は、そのタイトルが意味する“慣性”というコンセプトのもと、作品に込められたテーマ「止まらない信念」や「揺るがない意志」と重なります。

イントロの静かなピアノから、徐々に重厚なリズムとエレクトロニックサウンドが加わっていく構成は、まさに『To BE HERO X』の世界観そのものを表現しているかのようです。

Reiのボーカルは、静と動の表現を巧みに使い分け、ヒーローたちの葛藤や成長、そしてそれぞれが抱える運命の重さを鮮やかに彩ります。

アニメのオープニング映像とともに聴くことで、楽曲の持つメッセージ性がより強く伝わってくるのも魅力のひとつです。

作品の幕開けを飾る「INERTIA」は、視聴者の心を一気に作品世界へと引き込む、まさに“感情とスケールで攻める”オープニングテーマと言えるでしょう。

『To BE HERO X』のエンディングテーマ情報

ED主題歌「KONTINUUM」／SennaRin

エンディングテーマを担当するのは、SennaRin（センナリン）による「KONTINUUM（コンティニューム）」です。

SennaRinは、2022年にメジャーデビューした実力派シンガーで、力強さと繊細さを兼ね備えた歌声が魅力です。

本作のEDテーマは、サウンドプロデュースを澤野弘之が担当しており、世界観との一体感が際立つ仕上がりになっています。

「KONTINUUM」は、ラテン語で「連続性」や「永続」を意味する言葉で、ヒーローたちが抱える想いや「信頼」をめぐる終わりなき物語を象徴するような深みのある楽曲です。

作品の余韻を包み込む美しいメロディと歌声

イントロから流れる幻想的なメロディと、SennaRinのクリアで儚い歌声が、物語の余韻を静かに、しかし確実に包み込んでいきます。

特に、劇中で起こる激しいバトルや緊迫した展開の後にこの楽曲が流れることで、感情を優しく着地させてくれる効果を持っています。

サビではスケール感が一気に広がり、まるで宇宙空間を漂うような浮遊感すら感じさせる構成になっています。

「KONTINUUM」は、ヒーローたちの孤独や信念、そして変わり続ける関係性を歌い上げる、エンディングにふさわしい一曲です。

エピソードごとのラストを丁寧に締めくくるこの楽曲は、『To BE HERO X』の“感情の出口”として、視聴者の心に深く残る存在になるでしょう。

澤野弘之が手掛けるメインテーマ「JEOPARDY」

『To BE HERO X』全体の世界観を象徴する劇伴楽曲

『To BE HERO X』の音楽面を語るうえで外せないのが、メインテーマ「JEOPARDY」です。

この楽曲は、劇伴作曲家として名高い澤野弘之によって制作されており、作品の全体的な世界観やテーマ性を象徴する存在として位置付けられています。

「JEOPARDY」は“危機”や“リスク”を意味する言葉であり、ヒーローたちが命を懸けて戦う『To BE HERO X』の本質と密接にリンクしています。

イントロから感じる緊張感と不穏さ、そこに重なるストリングスやビートが徐々に盛り上がりを見せ、クライマックスで一気に解放される構成は、視聴者に高揚感とスリルを同時に与えます。

まさにこの楽曲が流れることで、物語の“本気モード”が始まることを予感させる、重要なキートラックといえるでしょう。

また、「JEOPARDY」は本作のPV第2弾などでも使用されており、すでに多くのファンの間で「鳥肌が立つ」と話題に。

アニメーションと完全に融合するサウンドデザインにより、劇中で流れるたびに作品世界への没入感が一層深まります。

澤野弘之が描く音の世界が、『To BE HERO X』の「信頼」と「対立」が交差する緊迫したドラマにさらなる奥行きを与えているのです。

各ヒーローごとの挿入歌・キャラテーマも登場予定

バトルや登場シーンを彩る、豪華作曲家陣による劇中歌

『To BE HERO X』では、主題歌やメインテーマに加えて、ヒーローごとに用意された挿入歌・キャラテーマが物語を彩ります。

各キャラクターの登場シーンやバトルの際に流れる楽曲は、その人物の性格や背景を象徴し、視聴者の印象に強く残る演出となっています。

公式サイトでは、複数の挿入歌が準備中であることが明かされており、ヒーロー同士の関係性や信頼の揺れ動きが、音楽によってより深く描かれることが期待されます。

MONACAやケンモチヒデフミらジャンルを超えたコラボに注目

劇中の挿入歌は、澤野弘之に加え、MONACA（高田龍一・帆足圭吾）やケンモチヒデフミなど、多彩なクリエイター陣が手掛けています。

MONACAはアニメ『アイドルマスター』『ゾンビランドサガ』などで高評価を得た音楽制作集団で、キャラの魅力を最大限に引き出すメロディ構成に定評があります。

一方、ケンモチヒデフミは、ポップスとエレクトロを融合したユニークな世界観を得意とし、音楽ファンからも高い支持を受ける実力派。

こうした異なるジャンルの作曲家たちが、それぞれのヒーローを音で表現することで、シーンごとに新しい驚きと没入感を与える仕上がりになっています。

『To BE HERO X』の音楽は、単なるBGMにとどまらず、キャラクターの感情や物語の転機を描く“語り手”としての役割を果たしています。

視聴の際には、ぜひ各シーンで流れる挿入歌やキャラテーマにも耳を傾けてみてください。

まとめ：『To BE HERO X』の音楽は作品の“もうひとつの主役”

『To BE HERO X』は、圧倒的なビジュアルと重厚なストーリーだけでなく、音楽面でも突出したクオリティを誇るアニメ作品です。

OP主題歌「INERTIA」やEDテーマ「KONTINUUM」、そしてメインテーマ「JEOPARDY」など、すべての楽曲が作品の世界観と緊密にリンクしています。

加えて、キャラクターごとの挿入歌やシーン別の劇伴も、視聴者の感情を揺さぶる演出の一部として機能しています。

音楽の魅力を再確認！

• OP主題歌「INERTIA」：疾走感とスケール感が融合した圧巻の幕開け
• ED主題歌「KONTINUUM」：余韻を丁寧に包み込む幻想的な一曲
• メインテーマ「JEOPARDY」：作品の本質を表す緊迫と覚悟の楽曲
• 挿入歌・キャラテーマ：ヒーローたちの個性と心情を音で表現
• 多彩な作曲陣の参加：澤野弘之、MONACA、ケンモチヒデフミらが彩る音の世界

『To BE HERO X』は音楽で“物語”を語るアニメ

2025年春の放送に向けて、主題歌や劇伴、挿入歌など音楽面からも本作の魅力を存分に味わう準備をしておくことで、より深く作品世界に没入できます。

アニメファンはもちろん、音楽ファンにとっても必聴・必見の一本となる『To BE HERO X』。

放送開始後は、各音楽配信サイトでの主題歌リリースやサウンドトラックCDの展開にもぜひ注目してみてください。